無痛分娩ってすごい…
バタバタしていてなかなか更新できませんでした。やはり赤ちゃんが産まれてからは色々とやる事が多くなりますね。
さて、前回の記事の続きになります。令和元年のGW10連休は妻の実家で出産に備えて過ごすことになりました。
そのため、GWは毎日1万歩を目標に散歩を行い体調管理に気を使う。(…歩いた方がいいみたいですね。)この期間に行ったことを思い返しながら書いています。
はやり予定日通りかも
出産予定が5月上旬ということもあり妻は4月の2週目から実家に帰ることに。
特に予兆もなく、GWに突入することになりましたが、お腹が張っている時もあればそうでない時も…初めての出産だと予定日より早めに産まれる事が多いと聞いていたのでGWの時もずっと待機していました。
結果、GWは何事もなく過ぎやはり予定日通りなのかな?と少しだけ気が抜けたような感じ。
これって陣痛?
そして、突然やってきた「陣痛?」
妻も初めてのことで、感じている痛みが陣痛かどうかわからなかったらしいです。笑
ずっと痛みが続くわけではないので、こまめに痛みがある時間をメモしていました。
私は男性なので知りませんでしたが最近はスマホアプリで「陣痛きたかもアプリ」なんて便利なものがあるらしいですね。
妻はこのアプリを使用して、こまめにチェックしていました。
痛みが始まった前日の夜0時から朝までは眠れなかったみたいです。…隣で爆睡していてごめんなさい。(。-人-。)
朝になっても痛みが治らなかったので、はぐくみ母子クリニックに連絡後、一度診察をしてもらうことにしました。妻は「陣痛」じゃなかったら恥ずかしいので、なかなか連絡できないでいるみたいでした。
ただ産院から10-15分間隔で痛みが来たら連絡をください。と事前に指示があったみたいです。
初妊婦の皆さん「陣痛かも?」と思ったらすぐに産院に連絡・相談してくださいね。早めの対応がとても大事です。
診察の結果
電話連絡をしていたため、はぐくみ母子クリニックに着いて、すぐに診察していたいただくことになりました。最初は1Fの診察室で子宮口の確認を行い、この時点で3-4cmほど開いている状態。
自然分娩の場合はこの時点では自宅に一旦戻る事もあるそうですが、無痛分娩の場合は自宅に戻ってもいいし、このまま入院する事もできるそうです。
妻はこのまま入院することを希望しました。
はぐくみ母子クリニックの分別室は2Fになります。分娩室の手前に畳の個室があり、そこで横になって待機。その間も妻はずっと辛そうでした。
この時点で妻が辛そうだったので麻酔を入れることになり(腰の部分)、そのための前処置として、手首のあたりに点滴用の注射針を挿入することに…。
この注射針が結構長くて痛いみたいです。
私は先生に促され、処置が終わるまで待合室で待機する事になりました。30分ほどで先生に分娩室に来るよう指示がありました。
立会い出産については産院側から「バースプラン」と言う形で事前にどのように出産したいかを細かく決めておく事ができます。
例えば、
カンガルーケアを行いたい。
進捗をこまめに教えて欲しい。
お産の時に付き添いの人やスタッフにしてもらいこと。
出産時の赤ちゃんと一緒に撮影をしたい。
好きな音楽をかけてほしい。などなど
※風邪などにかかっている方の立ち入りは禁止になります。
特に初めての出産の場合は、あれこれやっておきたいと思うことがあるのかもしれません。出産時の自分なりの理想の形を考えるのもよいかもです。
無痛分娩ってすごい…
分娩室に通されると、すでに妻は分娩台で横になっていて、体にいろんな管が繋がっていて少しびっくりしました。下のような波形モニターというのでしょうか…。
矢印の部分で、波形が上がっていると陣痛が起こっている状態だそうです。その逆も同じように波形が下がると陣痛が治ります。
分娩室に通されてからの妻の様子は波形が上がると陣痛が起き辛そうで、下がると痛みがなくなり楽になっている感じでした。
分娩室に入ってから子宮口の確認がされます。(旦那さんは分娩室から1度退室)
確認の結果、この時点で子宮口が6cmほど開いていて赤ちゃんの頭が見えていたそうです。そのため、このまま出産する事になりました。分娩室に入っている時点で出産することは決まっていたみたいですが…。
(夫)…マジですか?
次に麻酔用の管を腰のあたりに処置する事になりました。(またもや旦那さんは1度退室する事になります。)
15分ほどで分娩室に戻ると…
ついさっきまで陣痛で辛そうな妻でしたが、話しかけてみると辛そうな感じが無くなっていました。
えっ…嘘でしょ???
波形をみると確かに上にあがっていて陣痛が起こっているはずなのに痛そうな顔はしていませんでした。
(夫)…。(無痛分娩ってすごいな…。)
ただ妻曰く、腰に麻酔の管を挿入する際は陣痛ほどではないにしても痛みは伴うそうで怖かったそうです。(骨と骨の間に1ミリ程度の管を通すようです。…確かに怖いよね)
※処置についてはマザークラスで詳しく説明して頂けるそうです。
無痛分娩で一番驚いたのは、先生に麻酔を注射してもらうのではなく、自分のタイミングで麻酔を注入していいところ。リモコン(PCA装置)みたいなものがあって、ランプが点滅している時だけボタンが押せる仕組みになっています。
妻は点滅する度にすぐにボタンを押してました…大丈夫なのか。(笑)
このような装置を「PCA装置」というみたいです。
※こちらについてもマザークラスでご説明して頂けるそうです。
最初は麻酔の管が適正な位置に届いていなかったのか、左下半身は触っても感覚があって麻酔があまり効いていない状態で右下半身に痺れが出ていて感覚が無くなっていたそうです。
妻曰く、正座して足が痺れた時のような感覚だとか…。
先生にそのことを伝え位置を再度調整していただき、両下半身に麻酔が効いたそうです。
ただ麻酔が効くと自然分娩の時のような息む行為が難しいらしいです。感覚が無くなるのでしょうがないのかもしれません。
そのため自然分娩よりも時間が長くなることもあるとか。
妻も安心していました。(…ランプが点滅するたびにボタンをすぐ押していたのはそういうことなのでしょう。)
違和感や痛みがある場合はすぐに先生に伝えるべきだと思います。辛い思いはしたくないと思うので。
次回に続きます。